啓蟄

 

いよいよ啓蟄に入りましたね。

二十四節気の3番目。

啓は開く、蟄は冬ごもりしてる虫を表し、冬ごもりしていた虫たちが暖かさにひかれて活動を開始する時期、という意味だそうです。

アトリエM周辺も今週は暖かい予報なので、まさに啓蟄にぴったりな気候です。

 

この啓蟄の頃を目安に菰はずし(こもはずし)という作業が始まります。

松の木などに腹巻きのように巻かれている藁など見たことあるでしょうか?

あれが菰です。

菰は松の葉などを食べてしまうマツカレハの幼虫を退治するために巻かれています。

マツカレハの幼虫の冬ごもり用に菰を巻いてやり、中に入った幼虫を菰ごと焼いて退治するのです。

しかし、近年ではこの菰にこもりに来るのがマツカレハよりもマツカレハを退治してくれる虫など、いわゆる益虫たちの方が多いことが判明したそうです。

肝心のマツカレハは菰が巻かれている木の幹の割れ目などにいることが多かったのだとか。

まあ、菰を焼かなくてもその下に害虫がいることがわかったら別の方法で一網打尽できそうですよね。

そういえば江戸東京たてもの園では、ちょっと可愛い菰巻きがされていました。

1本1本結びが違うんですよ。

てんとう虫可愛い!と激写してしまいました。

 

どんどん暖かくなりますが、朝晩は寒い日も多いですね。

気温差にやられないよう体調には気をつけたいところです。

 

 

スタッフC

 

 

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